令和 元年 6月定例会
秩父市議会定例会議事日程 (1)令和元年6月5日(水) 午前10時開会 1
会議録署名議員の指名 2 会期の決定 3 埼玉県
市議会議長会からの表彰状の伝達 4 諸報告 (1)平成30年度秩父市
一般会計繰越明許費繰越計算書について(報告) (2)平成30年度秩父市一般会計事故繰越し繰越計算書について(報告) (3)専決処分について(報告) (4)
例月出納検査の結果について報告 5
市長提出議案の報告 6 議案第38号上程、即決 7 議案第39号から議案第50号まで一括上程、説明 令和元年6月
定例会会期日程 (案) 自令和元年6月 5 日 21日間 至令和元年6月25日 会期の予定┌────┬──────┬──┬─────┬─────────────────────────┐│区 分│月
日│曜日│開 議│ 議 事 │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────
┤│ │ │ │ │〇開会 ││ │ │ │ │〇会議録署名議員の指名
││ │ │ │ │〇会期の決定
││ │ │ │ │〇埼玉県
市議会議長会からの表彰状の伝達 ││第 1 日│6月 5 日│ 水 │午前10時│ ││ │ │ │ │〇諸報告
││ │ │ │ │〇市長提出議案の報告
││ │ │ │ │〇議案第38号上程、即決
││ │ │ │ │〇議案第39号から議案第50号まで一括上程、説明 │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第 2 日│6月 6 日│ 木
│ │〇休会(議案調査・
一般質問ヒアリング) │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第 3 日│6月 7 日│ 金
│ │〇休会(議案調査・
一般質問ヒアリング) │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第 4 日│6月 8 日│ 土
│ │〇休会(土曜日) │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第 5 日│6月 9 日│ 日
│ │〇休会(日曜日) │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────
┤│ │ │ │ │〇請願・陳情 ││第 6 日│6月10日 │ 月 │午前10時│〇議案に対する質疑
││ │ │ │ │〇議案の委員会付託 │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第 7 日│6月11日 │ 火
│ │〇総務委員会 │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第 8 日│6月12日 │ 水
│ │〇まちづくり委員会 │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第 9 日│6月13日 │ 木
│ │〇文教福祉委員会 │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第10日│6月14日 │ 金
│ │〇委員会(予備日) │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第11日│6月15日 │ 土
│ │〇休会(土曜日) │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第12日│6月16日 │ 日
│ │〇休会(日曜日) │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第13日│6月17日 │ 月 │午前10時│〇市政に対する一般質問 │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第14日│6月18日 │ 火 │午前10時│〇市政に対する一般質問 │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第15日│6月19日 │ 水 │午前10時│〇市政に対する一般質問 │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第16日│6月20日 │ 木
│ │〇休会(事務整理) │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第17日│6月21日 │ 金
│ │〇休会(事務整理) │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第18日│6月22日 │ 土
│ │〇休会(土曜日) │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第19日│6月23日 │ 日
│ │〇休会(日曜日) │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────┤│第20日│6月24日 │ 月
│ │〇休会(事務整理) │└────┴──────┴──┴─────┴─────────────────────────┘┌────┬──────┬──┬─────┬─────────────────────────┐│区 分│月
日│曜日│開 議│ 議 事 │├────┼──────┼──┼─────┼─────────────────────────
┤│ │ │ │ │〇委員長報告 ││ │ │ │ │〇委員長報告に対する質疑 ││第21日│6月25日 │ 火 │午前10時│〇討論
││ │ │ │ │〇採決 ││ │ │ │ │〇閉会 │└────┴──────┴──┴─────┴─────────────────────────
┘ 出席議員(20名) 1番 清 野 和 彦 議員 2番 金 崎 昌 之 議員 3番 江 田 徹 議員 4番 土 谷 眞 一 議員 5番 上 林 富 夫 議員 7番 出 浦 章 恵 議員 8番 桜 井 均 議員 9番 山 中 進 議員 10番 堀 口 義 正 議員 11番 赤 岩 秀 文 議員 12番 黒 澤 秀 之 議員 13番 木 村 隆 彦 議員 14番 笠 原 宏 平 議員 16番 新 井 重 一 郎 議員 17番 大 久 保 進 議員 18番 本 橋 貢 議員 19番 髙 野 宏 議員 20番 松 澤 一 雄 議員 21番 小 櫃 市 郎 議員 22番 浅 海 忠 議員 欠席議員(なし) 説明のための出席者(19名) 久 喜 邦 康 市 長 竹 中 郁 子 副 市 長 倉 澤 俊 夫 教 育 長 宮 前 房 男 市長室長 林 昭 弘 総務部長 藤 代 元 財務部長 小 池 正 一 環境部長 山 岸 剛 市民部長 浅 見 利 春 福祉部長 浅 香 貴 雄 保健医療 部 長 鈴 木 日 出 男 産業観光 廣 瀬 恭 一 地域整備 部 長 部 長 栁 原 徳 男 吉田総合 永 田 充 徳 大滝総合 支 所 長 支 所 長 三 上 和 明 荒川総合 大 野 輝 尚 病 院 支 所 長 事務局長 関 根 健 夫 会 計 新 井 康 代 教 育 管 理 者 委 員 会 事務局長 鈴 木 光 一 監査委員
事務局職員出席者(4名) 原 嶋 勉 事務局長 野 口 眞 次 長 深 町 博 士 主 幹 新 井 宏 明 主 査午前10時00分 開会
△開会・開議
○議長(
木村隆彦議員) ただいまから
秩父市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 ◇
△議事日程について
○議長(
木村隆彦議員) 議事日程は、印刷の上、配付しておきましたので、ご了承願います。 ◇
△
会議録署名議員の指名
○議長(
木村隆彦議員) まず、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長において指名いたします。 18番 本 橋 貢 議員 20番 松 澤 一 雄 議員 21番 小 櫃 市 郎 議員 以上、3人の方にお願いいたします。 ◇
△会期の決定
○議長(
木村隆彦議員) 次に、会期の決定を議題といたします。 本件につきましては、閉会中の継続審査として
議会運営委員会に付託してありますので、その結果について報告を求めます。
浅海議会運営委員長。 〔
議会運営委員長 浅海 忠議員登壇〕
◎
議会運営委員長(浅海忠議員) おはようございます。議長から指名がございましたので、
議会運営委員会の審査結果についてご報告申し上げます。 審査に当たりましては、5月29日に委員会を開催し、本定例会の会期及び日程につきまして協議した結果、会期は本日から6月25日までの21日間とし、その日程はお手元に配付した日程案のとおり決定いたしました。 議員各位におかれましては、本委員会の決定にご賛同賜り、円滑に効率的な議会運営がなされますようご協力をお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(
木村隆彦議員) お諮りいたします。 ただいまの
議会運営委員長の報告のとおり、本定例会の会期を本日から6月25日までの21日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
木村隆彦議員) ご異議なしと認めます。 よって、会期を21日間と決定いたしました。 ◇
△埼玉県
市議会議長会からの表彰状の伝達
○議長(
木村隆彦議員) 次に、去る5月24日の埼玉県
市議会議長会の定期総会において、在職20年として
出浦章恵議員が、在職15年として笠原宏平議員が表彰を受けられました。 これより表彰状の伝達を行います。 伝達の進行は事務局長にいたさせます。
◎
原嶋勉事務局長 それでは、表彰状の伝達につきまして進めさせていただきます。 議長より代表の方にお渡しいたします。 大変恐縮ではございますが、受賞者を代表して、笠原宏平議員、演壇前にお進みください。
○議長(
木村隆彦議員) ……朗読…… 表 彰 状 笠 原 宏 平 様 あなたは
秩父市議会議員の職にあること15年地方自治の発展に寄与された功績はまことに多大であり ます。よってここに表彰いたします 令和元年5月24日 埼玉県
市議会議長会会長 熊谷市議会議長 野 澤 久 夫 (代 読) 〔拍 手〕
○議長(
木村隆彦議員) この際、受賞者を代表して挨拶をお願いいたします。
出浦章恵議員。 〔7番
出浦章恵議員登壇〕
◆7番(
出浦章恵議員) 7番、出浦章恵でございます。 ただいま木村議長から、埼玉県
市議会議長会より笠原宏平議員とともに永年勤続表彰をいただきました。大変僣越ではございますが、受賞者を代表いたしまして挨拶をさせていただきます。 私、37歳で初当選をさせていただいて以来、女性の声を議会に届けたいという、こういう思いで活動させていただいてまいりました。あっという間であったようにも思いますが、本日、在職20年という表彰をいただきましたことは、市民の皆さん、歴代の議員の皆さん、歴代の市長、歴代の議会事務局の皆さんを初めとする市役所職員の皆さんのご指導、ご鞭撻をいただいたことによるものでございまして、心から御礼を申し上げる次第でございます。 また、本日から新たな気持ちで、市民の皆さんのご期待に応えるべく力を尽くしていく所存でございます。本日はまことにありがとうございました。(拍手)
○議長(
木村隆彦議員) おめでとうございました。 なお、今月11日に開催される
全国市議会議長会の定期総会においても、在職20年として
出浦章恵議員が、在職15年として笠原宏平議員が表彰を受けられます。表彰状は議長が受領し、後日、議長において伝達いたしますので、ご了承願います。 以上で表彰状の伝達を終わります。 ◇
△諸報告(1)平成30年度秩父市
一般会計繰越明許費繰越計算書について(報告) (2)平成30年度秩父市一般会計事故繰越し繰越計算書について(報告) (3)専決処分について(報告) (4)
例月出納検査の結果について報告
○議長(
木村隆彦議員) 次に、諸報告を行います。 市長から、平成30年度秩父市
一般会計繰越明許費繰越計算書について、平成30年度秩父市一般会計事故繰越し繰越計算書について及び専決処分についての報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、監査委員から
例月出納検査の結果について報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 この際、監査委員に説明を求めます。
鈴木監査委員。 〔
鈴木光一監査委員登壇〕
◎
鈴木光一監査委員 おはようございます。監査委員の鈴木でございます。 それでは、
例月出納検査の結果につきましてご報告申し上げます。地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、一般会計、特別会計、
公営企業会計、基金等について、本年2月、3月及び4月の各末日現在において所定の検査を実施した結果、提出いたしました別紙報告書のとおり、各会計及び基金等の現金は関係帳簿等と符合し、確実に保管され、適正かつ合法に処理されていることを確認いたしました。なお、各会計等の収支状況は別表に掲げるとおりでございます。 以上で報告を終わります。
○議長(
木村隆彦議員) 以上で諸報告を終わります。 ◇
△
市長提出議案の報告
○議長(
木村隆彦議員) 次に、市長から議案の提出がありましたので、報告いたします。 議案については、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 ◇
△市長挨拶
○議長(
木村隆彦議員) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 市長。 〔
久喜邦康市長登壇〕
◎
久喜邦康市長 議員の皆様、おはようございます。 本日ここに市議会6月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、大変お忙しい中にもかかわらずご健勝にてご参集を賜り、心から感謝を申し上げます。 さて、
先ほど出浦章恵議員におかれましては20年の長きにわたり、また笠原宏平議員におかれましては15年の長きにわたり、お二人それぞれの議員活動のご功績により、埼玉県
市議会議長会から永年表彰の伝達を受けられました。また、お二人は、今月11日には
全国市議会議長会からも表彰を受けられるとのことでございます。ここに心から受賞のお祝いを申し上げたいと存じます。今後も市政伸展のためにますますご尽力を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。まことにおめでとうございました。 それでは、市政を取り巻く重要事項につきまして、これから4点ご報告をさせていただきます。 まず、1点目でございますが、「秩父に行こう!秩父に住もう!」につきましてお知らせいたします。 現在秩父市では、生涯活躍の
まちづくり事業として、都市部の方が居住地と秩父市に生活拠点を置く二地域居住の推進など、総合的な移住政策を進めております。この事業ですが、
アクティブシニアに加えまして若者も含む多世代を対象としており、秩父地域の活性化と人口増を目指している取り組みでございます。 その中でも、姉妹都市である豊島区の皆様に秩父市に住んでいただく事業がいよいよ本格化してまいりました。具体的に申し上げますと、秩父市上町に公民連携で進めている
花の木プロジェクトの一つであります
アクティブシニア対象の
サービス付き高齢者向け住宅、ゆいま~る花の木への入居募集が、この5月中旬から始まっております。豊島区と連携し、若い世代を含めた多世代の移住や二地域居住など、人口を奪い合わない移住・交流促進事業を進めて、お互いに持続発展可能な都市と地方との共生を目指してまいります。 続きまして、2点目になります。これは、
秩父地域コンパクト林業推進協議会につきましての内容です。 ことしから
秩父地域コンパクト林業推進協議会がいよいよスタートいたしました。現在秩父地域では、1市4町がまとまって
私有林人工林の集約化、森林整備に取り組んでいくこととして、この4月1日付で
集約化推進室を設置して、これは
歴史文化伝承館の1階にございます。ここに設置をいたしまして、現在、その私有林の意向調査に取り組んでおります。 具体的には、1市4町の5地区におきまして約1,200名の森林所有者を対象に、今後の森林管理に関する
アンケート調査を順次、この推進室から発送して、アンケートを回収、分析を行い、集約化できるかどうかの見きわめを行っています。 その後なんですが、どういう手順で行うかということなんですが、ここがポイントになると思いますけれど、アンケートを出したと。今戻ってきている。その結果を受けまして、集約化された団地で、面積が大きな団地、これは森林組合、広域森林組合など既存の林業事業体にお願いすると。そのすき問を埋める面積の小さな団地、山であれば大きなところと、その幾つか個人で持っているところがあるわけです。個人で持っているようなところの小さなところ、これらを対象に自伐型林業者の皆様に現場を担っていただき、要するに大きなところと小さなところ、布で言えばパッチワークのような形ではめ込んでいくわけです。この大きなところは森林組合、こっちのところは
コンパクト林業推進協議会、そんな形でパッチワークのように秩父の山を面的に紡いでいっていただくイメージであります。この自伐型林業、小さなところです。これをこの
コンパクト林業推進協議会が行っていくと。ですから、大きなところと小さなところ、これで山全体が整備されていくということで、まさに
森林環境譲与税を使った取り組み、これは県内初であり、全国初であるんではないかなと、私は個人的には思っております。 いずれにしても、非常にインパクトのあるところで、一歩先へ出ているということと、1市4町全体で行っていくということがポイントで、それぞれこの事業をいろんなところで行うと思うんですが、自治体それぞれの一つの市、町で行うことを、我々は全体で行う。定住自立圏の流れの中で全体で行っていくという、そこがポイントであります。この埼玉県の4分の1、1市4町全体で4分の1、秩父市だけでも87%の森林を、これで私有林を含めた形で整備できていくんではないかなというふうに期待しており、私の3つのうち2つ目の大きな目標はこれでいよいよスタートしていくということでございます。私も大変期待しており、力を入れていきたいというふうに思っております。 議員の皆様にもぜひご理解、ご協力、また視察等々、いろいろありましたら、ご遠慮なくのぞいてみて、いろいろ情報を仕入れて、また一般質問等々でもその進捗状況等々ご質問いただければありがたいというふうに思います。よろしくお願い申し上げます。 続きまして、3点目なんですが、
チャレンジデー2019の結果です。 この
チャレンジデーは、5月29日、最後の水曜日に開催されました。これは、今、全国で119の市町村が参加した
チャレンジデーでしたんですが、ことし秩父市の相手は愛知県の碧南市であって、人口7万3,063人、秩父より大きなところでございます。 当日、市のほうでも、市内の職場とかスポーツ施設、そして広場などさまざまなところで、さまざまなイベントを開催していただき、多くの秩父市民の皆様に運動やスポーツをしていただきました。しかしながら、その結果なんですが、参加率、秩父市は73.0%で、4万5,898人の参加だったんです。 一方、碧南市のほうですが、何と83.8%、参加者6万1,253人という、まさに驚異的な数字でして、健闘及ばず、涙をのむ結果でございました。大変残念な結果でございましたが、でも、私、市民の皆様にとっても健康づくりに取り組む大きなきっかけづくりになったんではないかなと思っております。議員の皆様を含めさまざまな団体、また個人の方々、多くの市民の皆様のご協力に対しまして、心より感謝申し上げます。まことにありがとうございました。 最後、4点目となります。中国山西省臨汾市の秩父市訪問につきまして、お知らせいたします。 秩父市と友好都市であります中国山西省臨汾市の訪問団が、5月28日から30日までの問、秩父市を訪れていただき、陳忠輝臨汾市副市長さん、また蘇学峰人民病院院長を含む幹部6人の方に、秩父市の健康長寿と医療連携の取り組みについて、こちらのほうで説明を行いました。 高齢者の介護を社会全体で支える介護保険制度の概要とか、また医療と介護をつなぐ地域包括ケアシステムなどとあわせて、中村町公会堂で行われましたポテくまくん健康体操の様子や、ほのぼのマイタウンでの取り組み等を見学していただきました。予定時間を大幅に超えるほど、訪問団の方から多くの質問が出されまして、またここに書いていないんですが、新電力のほうも視察をしていただいて、大変関心の高さがうかがえました。一部の新聞のほうにも記載していただいて、市民の皆さんもごらんになったんじゃないかなというふうに思います。 今後も医療、福祉や観光などの分野で連携をしていきながら、秩父市にとって、臨汾市と有益な友好交流を深めていきたいと考えております。どうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 最近の取り組みは以上でございます。 引き続き、議案の概要についてご説明をいたします。議案書をごらんいただきながらお聞きいただきたいと存じます。 今期定例会に付議する議案なんですが、全部で13件用意しております。内容といたしましては、人事案件1件、これは議案第38号だと思います。専決処分が3件、これは第39号から第41号、そして条例の一部改正3件、第42号から第44号ということと、そして条例の新規制定2件が第45号、第46号で、補正予算が3件、第47号から第49号、そして工事請負契約の締結1件、これは議案第50号です。これ最後ですけれども、これで合計13件を予定しています。 それでは、この後、私のほうで実際に私から提案いたします議案第38号なんですが、秩父市教育委員会委員の任命についてですが、これは任期満了となります教育委員会委員の後任委員の任命について、議会のご同意をいただくものでございます。 次に、議案第39号から議案第41号までの3議案につきましては、秩父市税条例とか秩父市都市計画税条例、秩父市国民健康保険税条例とか、これら地方税法の改正に基づきまして、それぞれ3月31日をもって一部改正をさせていただき、令和元年度の課税に支障のないよう措置したものでございます。 次が、議案第42号 秩父市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例、条例改正条例ですが、災害弔慰金の支給等に関する法律等の一部改正に伴い、災害援護資金の貸付利率及び償還方法について、所要の改正を行うものでございます。 議案第43号 秩父市介護保険条例の一部を改正する条例ですが、低所得者を対象とした介護保険料の軽減措置を図るため、介護保険法施行令の一部改正に伴いまして、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第44号 秩父市工場誘致条例の一部を改正する条例ですが、工場等設置奨励金の補助対象施設、これを広げまして産業経済の振興と雇用の拡大を図る内容でございます。 議案第45号 秩父市下水道事業審議会条例及び議案第46号 秩父市都市計画マスタープラン・立地適正化計画策定委員会条例ですが、これは下水道事業の円滑な運営を図るため、また都市計画マスタープラン等の計画の策定に当たりまして、市長の諮問機関として、新たに審議会、計画策定委員会をそれぞれ設置したいものでございます。 議案第47号 令和元年度秩父市一般会計補正予算(第2回)につきましては、主に本年10月1日施行の改正子ども・子育て支援法に伴う幼児教育・保育の無償化に係る予算を措置したものでございます。 議案第48号 令和元年度秩父市介護保険特別会計補正予算(第1回)ですが、これは低所得者に対する介護保険料の軽減措置に伴いまして、一般会計繰入金、システム改修費等を補正するものでございます。 議案第49号 令和元年度秩父市下水道事業会計補正予算(第1回)ですが、下水道事業審議会、先ほどお話しした審議会の委員報酬について予算措置したいものでございます。 最後の議案第50号ですが、工事請負契約の締結につきましては、これは建物や設備の老朽化が進んでいる尾田蒔中学校の校舎について、教育環境の改善を図るため大規模な改造工事に係る工事請負契約の締結について、ご提案する内容でございます。 以上が、今期定例会に議案として提出いたします13議案でございます。 詳細につきましては、この後、担当の者からそれぞれ説明を行いますので、十分ご審議をいただきますようお願い申し上げます。 私からは以上です。 ◇
△議案第38号上程、即決
○議長(
木村隆彦議員) これより議案審議に入ります。 議案第38号を議題といたします。 当局に説明を求めます。 市長。 〔
久喜邦康市長登壇〕
◎
久喜邦康市長 それでは、議案第38号について説明いたします。 議案第38号 秩父市教育委員会委員の任命についてですが、これは教育委員会委員の新井正夫さんの任期が令和元年6月21日に満了となりますので、その後任といたしまして松本和雄さんを任命いたしたく、議会の同意を賜りますようご提案するものでございます。 この任期ですが、令和元年6月22日から令和5年6月21日までの4年間でございます。 松本さんの住所ですが、今までの新井さんと同様、吉田の住所でありまして、そして生年月日のほうは、個人情報がありますので、議案書のほうに記載となっております。 主な経歴につきましても、個人情報がありますので、参考資料に記載のとおりでございます。ごらんいただきたいと思います。 以上、ご説明しました議案第38号は人事案件でございます。十分ご審議をいただき、本日即決にてご同意いただきますようお願いいたします。 以上です。
○議長(
木村隆彦議員) 説明が終わりました。 これより議案に対する質疑に入ります。 議案第38号について質疑を願います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
木村隆彦議員) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議案第38号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
木村隆彦議員) ご異議なしと認めます。 よって、本案については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
木村隆彦議員) 討論なしと認めます。 以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 採決は投票システムにより行います。 議案第38号を採決いたします。 本案は同意することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○議長(
木村隆彦議員) ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
木村隆彦議員) ないものと認め、確定いたします。 総員賛成であります。 よって、議案第38号は同意されました。 ◇
△議案第39号から議案第50号まで一括上程、説明
○議長(
木村隆彦議員) 次に、議案第39号から議案第50号までの12件を一括して議題といたします。 当局に説明を求めます。 財務部長。 〔藤代 元財務部長登壇〕
◎藤代元財務部長 議案第39号 専決処分(秩父市税条例の一部を改正する条例)につきましてご説明申し上げます。 議案書の2ページをごらん願います。本案は、平成31年3月29日に公布されました地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、市税条例に所要の改正を行ったものでございます。 議案書の4ページをごらんください。まず、第34条の7の改正でございますが、寄附金の税額控除において、ふるさと納税特例控除の措置対象団体の指定に係る制度改正に伴い、総務大臣から当該指定を受けた地方公共団体へのふるさと納税について特例控除対象寄附金としたものでございます。 次に、附則第7条の3の2につきましては、消費税等の税率が10%で住宅を取得し、本年10月1日から令和2年12月31日までに居住を開始した場合における個人市民税の住宅借入金等特別税額控除の控除期間を13年間に拡充するとともに、住宅借入金等特別税額控除に係る申告要件を廃止したものでございます。 次に、附則第7条の4につきましては、地方税法第314条の7において、ふるさと納税の特例控除の適用における返礼品の率等の基準及び総務大臣の指定に関する規定が整備されたことに伴う項ずれの整理でございます。 次に、附則第9条及び第9条の2につきましては、申告特例制度、いわゆるワンストップ特例制度でございますが、ふるさと納税に係る地方税法の改正に伴い、用語の整理等を行ったものでございます。 次に、附則第10条の2では、わがまち特例の課税標準等を定めてございますが、地方税法附則第15条で規定している特例率の基準割合が改正されたことにより、水質汚濁防止法の規定を定めた第1項では「3分の1」を「2分の1」に、特定都市河川浸水被害対策法の規定を定めた第4項では「3分の2」を「4分の3」に、それぞれ基準割合を改正したものでございます。 続く、第5項から5ページ7行目までにございます第20項及び附則第10条の3におきましても、地方税法の一部改正に伴い、項ずれの整理を行ったものでございます。 次に、5ページの中ほどの15行目、附則第16条につきましては、第1項で新規登録から13年を経過した年度の翌年度以降の軽自動車の課税に対し、税率を重くする措置を平成31年度分に限ったものとし、第2項から第4項に定めた平成29年度分の税率を軽減する規定を削除し、第5項から第7項に定めてございます平成31年度分の税率軽減の規定を法律改正に合わせて整備いたしました。 次に、6ページ、2つ目の表の下2行目にございます。附則第16条の2につきましては、附則第16条の改正に伴う規定の整備でございます。 次に、附則第22条では、東日本大震災に係る固定資産税の申告規定を定めてございますが、地方税法附則第56条の一部改正に伴い、第3項及び第4項の条文の整備を行いました。 続く附則につきましては、第1条でこの条例の施行期日を定めてございますが、ふるさと納税を除く規定は本年4月1日に施行し、ふるさと納税に関する規定は本年6月1日の施行でございます。 また、第2条から8ページにございます第4条におきまして、市民税、固定資産税及び軽自動車税それぞれの経過措置を定めてございます。 続きまして、議案第40号 専決処分(秩父市都市計画税条例の一部を改正する条例)につきましてご説明申し上げます。 議案書の11ページをごらんください。附則第4項から第7項及び第16項でございますが、平成31年3月29日に公布されました地方税法の一部改正に伴い、引用する項にずれが生じたことから、条文の整理を行ったものでございます。 次に、附則でございますが、第1項でこの条例の施行期日を平成31年4月1日とし、第2項及び第3項では経過措置を定めたものでございます。 以上が、去る3月31日に専決処分いたしました議案第39号、秩父市税条例の一部を改正する条例及び議案第40号、秩父市都市計画税条例の一部を改正する条例でございます。ここにご報告申し上げまして、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
木村隆彦議員) 保健医療部長。 〔浅香貴雄保健医療部長登壇〕
◎浅香貴雄保健医療部長 議案第41号 専決処分について(秩父市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)に関しましてご説明申し上げます。 議案書の12ページから14ページをごらんください。本案は、地方税法等の一部改正に伴い、秩父市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定したものでございまして、平成31年度課税に支障が生じないよう去る3月31日、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただいたものでございます。 今回の改正点は、低所得者に対する軽減措置に関し、軽減判定所得の基準額を見直すものでございまして、算定基礎額27万5,000円を28万円に、50万円を51万円に引き上げるものでございます。 附則につきましては、施行期日及び適用区分を定めたものでございます。 以上、ご報告申し上げ、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
木村隆彦議員) 総務部長。 〔林 昭弘総務部長登壇〕
◎林昭弘総務部長 議案第42号 秩父市災害弔意金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 議案書の15ページ並びに議案第42号参考資料をごらんください。本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律及び同法施行令の一部改正に伴い、災害援護資金の貸付利率及び償還方法について、所要の改正を行いたくご提案するものでございます。 まず、議案書の上から7行目、第14条第1項は、災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の保証人の必置規定が削除され、保証人を立てるかどうかについては市の判断によることとされたため、新たに、保証人を立てることができる旨を規定するものでございます。 次に、第2項は、法律が改正され、これまで3%に固定されておりました災害援護資金の貸付利率を3%以内で条例で定める率とすることとされたため、貸付利率について定めるものでございます。 また、第3項は、第1項の保証人は連帯保証人とし、その保証債務は違約金も包含することを定めるものでございます。 次に、第15条の改正は、災害援護資金の償還方法に、半年賦償還及び月賦償還による方法を追加するものでございます。 最後に附則でございますが、この条例は公布の日から施行することとし、改正後の規定は、平成31年4月1日以後に生じた災害に係る災害援護資金の貸し付けについて適用するとしてございます。 以上でございます。
○議長(
木村隆彦議員) 福祉部長。 〔浅見利春福祉部長登壇〕
◎浅見利春福祉部長 議案第43号 秩父市介護保険条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 議案書の16ページをごらん願います。今回の改正は、消費税率引き上げによる低所得者の介護保険料軽減強化に伴い、住民税非課税世帯に該当する第1段階から第3段階の第1号被保険者の介護保険料について、所要の改正を行うものでございます。 まず、既に軽減が一部実施されている第1段階保険料を2万5,920円から2万2,680円へ改正し、新たに軽減の対象となった第2段階保険料を4万2,120円から3万7,260円に、第3段階保険料を4万5,360円から4万3,740円に改正する規定を追加したものでございます。 施行期日は平成31年4月1日で、この改正の介護保険料への適用は令和元年度賦課からになります。 以上でございます。
○議長(
木村隆彦議員) 産業観光部長。 〔鈴木日出男産業観光部長登壇〕
◎鈴木日出男産業観光部長 議案第44号 秩父市工場誘致条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 議案書の17ページをお開きください。本案は、提案理由にございますように、産業経済の振興と雇用の拡大を図るため一定の条件のもとで特定の施設を補助対象として追加する改正を行うものでございます。 改正点といたしまして、まず題名について、補助対象を拡大することを踏まえまして、「秩父市工場等誘致条例」と改めます。 第2条では、対象となる地域について、公共施設、企業等の跡地及びその隣接地を再開発する目的で、都市計画法に基づいて定める地区計画の区域を追加するとともに、工場等の定義について、従来の工場に加え、地区計画の目的に合致するもので市長が特に認める施設を「特定施設」として定めるものでございます。 第3条では、特定施設に対する優遇措置としまして、奨励金Aを交付対象として定めるものでございます。 このほか、第1条及び第3条において文言の整理を行っております。 附則につきましては、施行期日を定めております。 以上でございます。
○議長(
木村隆彦議員) 環境部長。 〔小池正一環境部長登壇〕
◎小池正一環境部長 議案第45号 秩父市下水道事業審議会条例の制定についてご説明申し上げます。 議案書の18ページから19ページをごらんください。本案は、下水道事業の円滑な運営を図るため、下水道事業に関する重要な事項の決定について、市長の諮問機関として審議を行うために秩父市下水道事業審議会条例の制定をご提案するものでございます。 主な条文につきましてご説明申し上げます。第1条は審議会の設置目的を、第2条は審議会において調査審議する事項をそれぞれ定めたものでございます。 第3条は審議会の組織を定めたものでございまして、審議会委員の人数を10人以内とするものでございます。 第4条から第6条は、委員の任期、正副会長、会議に関し定めたものでございます。 第7条は審議会の庶務について定め、第8条は、この条例に定めるもののほか、審議会に関し必要な事項の決定を市長へ委任するものでございます。 附則になりますが、第1項は、この条例の施行期日を公布の日からとするものでございます。 第2項は、この条例の制定に伴いまして、秩父市秩父都市計画下水道事業受益者負担金減免等審査委員会条例を廃止するものでございます。 第3項は、秩父市秩父都市計画下水道事業受益者負担金減免等審査委員会条例の廃止に伴い、秩父市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正し、新たに審議会を開催するに当たり、委員の報酬につきまして報酬額を定めるものでございます。 以上でございます。
○議長(
木村隆彦議員) 地域整備部長。 〔廣瀬恭一地域整備部長登壇〕
◎廣瀬恭一地域整備部長 議案第46号 秩父市都市計画マスタープラン・立地適正化計画策定委員会条例の制定につきましてご説明いたします。 議案書の20ページ、21ページをごらんください。初めに、この条例制定の背景でございますが、平成30年度より3か年計画で秩父市都市計画マスタープラン・立地適正化計画の策定を進めており、策定に当たり住民の意見を反映させるために必要な措置を講ずることと都市計画法で規定されております。 昨年度実施しました住民アンケートや各種データ調査をもとにした課題の整理が完了したことにより、今年度より計画の基本方針、構想、目標、実現化方策について、知識経験者、市民、関係団体等から広く意見を募り、市長の諮問機関として調査審議を行う計画策定委員会を新たに設置するため、秩父市都市計画マスタープラン・立地適正化計画策定委員会条例の制定をお願いするものでございます。 それでは、主な条文につきましてご説明申し上げます。第1条は委員会の設置目的を、第2条は委員会において調査審議する事項をそれぞれ定めたものでございます。 第3条は、委員会の組織を定めたものでございまして、委員の人数を20人以内とするものでございます。 第4条から第7条は、委員の任期、正副委員長、会議、関係者の出席に関し定めたものでございます。 第8条は委員会の庶務について定め、第9条は、この条例に定めるもののほか、委員会に関し必要な事項の決定を市長へ委任するものでございます。 最後に附則になりますが、第1項は、この条例の施行期日を公布の日からとするものでございます。 第2項は、秩父市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正し、新たに委員会を開催するに当たり、委員の報酬につきまして報酬額を定めるものでございます。 以上で説明を終わります。よろしくお願いします。
○議長(
木村隆彦議員) 財務部長。 〔藤代 元財務部長登壇〕
◎藤代元財務部長 議案第47号 令和元年度秩父市一般会計補正予算(第2回)につきましてご説明申し上げます。 最初に、さきの市議会3月定例会におきまして、今年度の当初予算及び一般会計補正予算(第1回)は、平成31年度予算としてご可決賜りましたが、ご案内のとおり本年5月1日から元号は令和に改められました。このことに伴い、会計年度は、国に倣い、改元日の5月1日以降は原則として当年度全体を通じて「令和元年度」とすることといたしました。つきましては、今年度予算は、一般会計、特別会計、企業会計、全ての会計におきまして、「令和元年度予算」と読みかえていただきますようお願いを申し上げます。 それでは、議案書の23ページをごらんください。初めに、第1条に予算の補正額がございます。今回8,432万8,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ281億1,247万7,000円とするものでございます。 今回の補正予算は、主に本年10月1日施行の改正子ども・子育て支援法に伴う、いわゆる幼児教育・保育の無償化に係る予算を福祉部及び教育委員会所管の複数の事業にわたり措置してございます。この事業は、幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する3歳から5歳児までは全児童、及びゼロ歳から2歳児までは住民税非課税世帯の児童を対象として、利用料が無償化されます。 この事業に要する経費は、原則として、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1を負担するものでございますが、今年度につきましては、消費税率の引き上げに伴う地方の増収がわずかであり、また増収分が国から交付されるまでに時間差があり、自治体が無償化の財源を十分に確保することはできません。このことから、今年度に限り、無償化に要する事業費は、全額、国の子ども・子育て支援臨時交付金により措置するものでございます。 次に、第2条、地方債補正でございますが、26、27ページ、第2表をごらんください。秩父第一小学校校舎トイレ改修事業費につきましては、今年度予算と平成30年度補正予算(第5回)に並行計上してございましたが、国の平成30年度補正予算による補助金の採択を受け、平成30年度事業として実施することから、今年度の当該事業に係る予算を全て減額するものでございます。 それでは、歳入歳出予算の主な内容につきまして、別冊の補正予算に関する説明書により概要を申し上げます。 最初に、歳入でございます。説明書の5ページをごらんください。上段の第10款地方特例交付金、子ども・子育て支援臨時交付金5,010万6,000円は、先ほど申し上げましたように幼児教育・保育の無償化、これ以降の説明では幼保無償化と省略させていただきますが、この事業に伴う国の交付金を措置するものでございます。 次の第13款分担金及び負担金、民生費負担金2,921万2,000円の減額は、幼保無償化に伴い、星の子教室利用者扶養義務者負担金67万円を、また保育所・保育園保護者負担金2,854万2,000円をそれぞれ減額し、次の第14款使用料及び手数料は、同様の理由によりまして、保育所使用料2,400万円、幼稚園使用料249万4,000円をそれぞれ減額するものでございます。 次に、中段の第15款国庫支出金、国庫負担金、民生費国庫負担金は、幼保無償化に伴い、障害児施設措置費等負担金22万2,000円を措置し、また、その2つ下でございますが、
施設型給付費負担金9,099万2,000円をそれぞれ措置してございます。 同じく第15款国庫支出金のうち、国庫補助金、民生費国庫補助金には、幼保無償化に伴い、子ども・子育て支援交付金27万円、子育てのための施設等利用給付交付金967万8,000円を措置し、また教育費国庫補助金のうち幼稚園費補助金では、幼稚園就園奨励費補助金107万2,000円を減額し、一方で、子育てのための施設等利用給付交付金572万1,000円を措置してございます。 また、前後いたしますが、その上、小学校費補助金、学校施設環境改善交付金2,136万3,000円の減額は、秩父第一小学校校舎トイレ改修事業につきまして、地方債補正でご説明申し上げましたとおり、平成30年度事業とすることから、今年度予算の当該事業に係る学校施設環境改善交付金を減額してございます。 次に、下段の第16款県支出金でございますが、幼保無償化に伴い、民生費県負担金では障害児施設措置費等負担金11万1,000円及び
施設型給付費負担金3,211万5,000円をそれぞれ措置し、民生費県補助金には施設型給付費等補助金38万4,000円を初め、4件の補助金等を計上してございます。 次に、7ページをごらんください。上段の教育費県補助金には、幼保無償化に伴う私立幼稚園給食費補助金27万円、子育てのための施設等利用給付交付金286万円を計上してございます。 次に、第21款諸収入、雑入では、秩父ジオグラビティパークの事業者から徴収する河川占用料相当額の施設使用者負担金23万7,000円を計上し、また幼保無償化に伴い、星の子教室に係る国保連合会から納入される児童介護給付費等収入67万円を計上してございます。 続きまして、歳出でございますが、11ページをごらんください。第3款民生費、社会福祉費、障害者自立支援給付費の児童発達支援事業等施設整備補助金1,277万1,000円は、障がい児通園施設星の子教室及び重度心身障がい者通所施設ふぁいん・ユーの秩父市社会福祉事業団への移譲に伴う、同事業団の施設整備に対する補助金を計上してございます。 その下、障害児給付費44万4,000円は、幼保無償化に伴い措置してございます。 その下、介護老人福祉費、介護保険特別会計繰出金2,323万5,000円は、介護保険1号被保険者の保険料について、国が2分の1、県が4分の1を負担し、住民税非課税世帯を対象とした軽減を図るための措置でございます。 次に、13ページ上段の子育て支援費、子育て環境支援事業3,612万5,000円は、県の幼児教育無償化実施円滑化事業補助金及び幼児教育無償化システム改修等事業費補助金を財源といたしまして、人件費、事務経費、システム構築費等1,676万9,000円を計上し、また国及び県の子育てのための施設等利用給付交付金等を財源といたしまして、認可外保育施設等利用費給付金444万円、預かり保育等利用費給付金1,491万6,000円を計上してございます。 その下、保育所・児童館費、施設型給付費委託料6,824万9,000円は、幼保無償化に伴う認定こども園等への施設型給付費の追加支給分及び副食費の免除に伴う補填分でございます。 その下、学童保育費、諸工事の59万円は、吉田小学校に設置している吉田学童保育室について、待機児童の解消等を図るため、2つの保育室のうち1つの保育室を移転することに伴い、エアコン設置工事を行うものでございます。 次に、15ページ、第4款衛生費、環境衛生費、環境活動推進事業103万2,000円は、県の彩の市町村愛着連携事業補助金を活用し実施する、本市と東京都荒川区の子どもたちの相互交流による環境学習事業に要する経費でございます。 次に、17ページ、第7款商工費、観光費、河川占用料23万7,000円は、秩父ジオグラビティパークに係る河川占用料でございまして、歳入でご説明申し上げましたとおり、事業者から徴収する施設使用者負担金を埼玉県に納付するものでございます。 次に、19ページ、第10款教育費、教育研究所費、各種教育研究・研修事業40万円は、3年目となります原谷小学校を研究校とした学力向上研究事業、「未来を生き抜く人財育成」学力保障スクラム事業に係る経費でございまして、その下、英語教育強化推進事業40万円は、今年度新たに尾田蒔小学校、尾田蒔中学校を研究校として実施する英語教育指導法改善事業に係る経費でございます。それぞれ県からの受託事業といたしまして実施するものでございます。 次に、21ページ、小学校費、学校管理費、秩父第一小学校校舎トイレ改修工事9,710万円の減額は、平成30年度事業として実施することから、今年度の予算を減額するものでございます。 次に、23ページ、幼稚園費、私立幼稚園就園奨励費補助金459万7,000円の減額は、幼保無償化に伴い、10月以降分を減額するものでございます。 その下、私立幼稚園利用料等無償化事業では、私立幼稚園利用費等給付金1,144万2,000円、私立幼稚園給食費給付金81万円を措置してございます。 最後に、24ページに参りまして、第14款予備費では、歳入歳出調整のため2,562万8,000円を増額し、総額を9,943万9,000円とするものでございます。 以上が歳出の主な内容でございますが、27ページは給与費明細書、28、29ページは地方債の調書補正でございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。 以上でございます。
○議長(
木村隆彦議員) 福祉部長。 〔浅見利春福祉部長登壇〕
◎浅見利春福祉部長 議案第48号 令和元年度秩父市介護保険特別会計補正予算(第1回)についてご説明申し上げます。 議案書28ページをお開き願います。第1条にございますように、歳入歳出の総額にそれぞれ172万8,000円を追加いたしまして、予算総額を64億1,638万3,000円とするものでございます。 内容につきましては、別冊の補正予算に関する説明書の31ページ以降をごらんください。まず、歳入でございますが、第1款介護保険料、第6款繰入金は、消費税率引き上げによる低所得者の介護保険料軽減強化に伴い軽減される介護保険料を減額措置し、同額を介護保険料軽減負担金繰入金に計上するものでございます。政令により一般会計で国、県の同負担金をそれぞれ計上しておりますので、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1の負担割合で合算し、特別会計で繰入金として歳入するものでございます。 また、第2款国庫支出金は、消費税率引き上げによる低所得者の介護保険料軽減強化に伴うシステム改修費の補助金を計上するもので、補助率は10分の10でございます。 次に、歳出でございますが、第1款総務費は、国の介護保険事業費補助金を財源としてシステム改修費を計上するものでございます。 続きまして、第2款保険給付費は、歳入に計上いたしました介護保険料と介護保険料軽減負担金繰入金から保険給付費へ財源の充当を行ったものでございます。 以上でございます。
○議長(
木村隆彦議員) 環境部長。 〔小池正一環境部長登壇〕
◎小池正一環境部長 議案第49号 令和元年度秩父市下水道事業会計補正予算(第1回)についてご説明申し上げます。 議案書の31ページをごらんください。第1条は省略いたしまして、第2条は、本会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額につきまして補正をするものでございます。 第1款公共下水道事業費用、第1項営業費用を32万2,000円増額し、公共下水道事業費用の総額を10億5,413万4,000円に改めるものでございます。 増額の内容といたしましては、先ほどご説明いたしました議案第45号 秩父市下水道事業審議会条例の制定に伴う審議会委員の報酬でございます。 次に、第3条は、予算第8条に定めた職員給与費を同額の32万2,000円増額し、1億1,690万8,000円とするものでございます。 なお、別冊補正予算に関する説明書の50ページから55ページにかけて実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表当年度分がそれぞれ記載してございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。 以上でございます。
○議長(
木村隆彦議員) 財務部長。 〔藤代 元財務部長登壇〕
◎藤代元財務部長 議案第50号 工事請負契約の締結につきましてご説明申し上げます。 議案書の32ページをごらんください。本案は、国の学校施設環境改善交付金の内示を受け実施する尾田蒔中学校校舎の大規模改造工事につきまして、工事請負契約を締結いたしたくご提案するものでございます。 工事の名称でございますが、尾田蒔中学校校舎大規模改造工事でございまして、施工箇所は秩父市寺尾2006番地、請負金額は2億9,376万円で、このうち2,176万円は消費税及び地方消費税でございます。 請負業者は、守屋八潮・黒沢特定建設工事共同企業体。代表構成員は、秩父市宮側町14番16号、守屋八潮建設株式会社、代表取締役山口浩人。その他の構成員は、秩父市山田2696番地7、株式会社黒沢工務店、代表取締役黒沢剛でございます。 なお、本工事の入札執行経過を申し上げますと、去る4月22日、一般競争入札の告示を行ったところ、市内業者で構成する3企業体から応札があり、5月30日に開札を実施いたしました。 予定価格は、消費税及び地方消費税を除いた金額3億1,040万円、落札企業体は、ただいま申し上げました守屋八潮・黒沢特定建設工事共同企業体で、入札額は消費税及び地方消費税を除いた金額2億7,200万円、落札率87.63%でございます。 そのほかの入札額は、消費税及び地方消費税を除いた金額で、斎藤・丸稲特定建設工事共同企業体、2億7,920万円、高橋・有隣特定建設工事共同企業体は2億8,889万円でございました。 次に、工事の内容でございますが、尾田蒔中学校校舎棟鉄筋コンクリート造4階建て、延床面積2,381.98平方メートルにつきまして、屋根の防水改修、外壁の塗装改修等の外部改修、木質化を含む内装の改修、トイレの全面改修等の内部改修を行うとともに、照明器具の交換、FF式暖房機の設置等、各設備につきましても改修するものでございます。また、工事の完了は令和元年9月30日を予定しております。 お手元に参考資料を配布いたしましたので、後ほどごらんいただきたいと存じます。 以上でございます。
○議長(
木村隆彦議員) 説明が終わりました。 以上で本日の日程は終了いたしました。 ◇
△次会日程の報告
○議長(
木村隆彦議員) あす6日とあさって7日は議案調査及び
一般質問ヒアリング、8日は土曜日、9日は日曜日のためそれぞれ休会といたします。 来る10日は午前10時から本会議を開き、請願・陳情、議案に対する質疑、議案の委員会付託を行います。 ◇
△散会
○議長(
木村隆彦議員) 本日はこれをもって散会いたします。 散会 午前11時13分...